排水口の詰まりでお困りの方へ!自宅で使える解消方法をご紹介
特にキッチンや洗面台、浴室など、日常生活で頻繁に使われる場所では詰まりが発生しやすく、その対処法を知っておくことは重要です。
今回は、排水口が詰まった時の対処法を、それぞれの場所に分けてご紹介します。
また、完全に詰まってしまった場合の対処法についても解説します。
詰まりトラブルに遭遇した時に役立つ情報をお届けします。
排水口が詰まると、以下のような問題が発生する可能性があります。
1. 水の流れが遅くなる:詰まった汚れや物質が排水管内に溜まり、水がスムーズに流れづらくなります。
水が溜まるために流れが遅くなり、水を使う際の不便さや時間のロスを引き起こします。
2. 水を吸わなくなる:排水口が完全に詰まると、水が全く流れず、水が吸い込まれなくなります。
これにより、シンクや洗面台の洗い物や浴槽の水が排水されず、使用が困難になります。
3. 水が逆流する:排水管が詰まっていると、水が逆に上がってくることがあります。
例えば、キッチンで流しに水をためて洗い物をしている時に、排水溝から水が逆流してシンクに溜まってしまうことがあります。
4. 水漏れする:詰まった排水管は圧力がかかります。
その圧力が強すぎると、配管や接続部分が壊れてしまい、水漏れや浸水の原因となります。
特に、詰まりが解消されないまま水を流し続けると状況が悪化しやすくなります。
これらの問題が起きた場合は、排水口の詰まりを解消する必要があります。
ただし、DIYで排水口を修理する際は注意が必要であり、専門家に相談することをおすすめします。
キッチンの排水口が詰まってしまった場合、重曹とクエン酸を使用する方法やシリコン蓋を使用する方法があります。
以下にそれぞれの手順を詳しく紹介します。
【重曹とクエン酸を使用した詰まり解消法】
1. キッチンの窓を開けるか、換気扇を回して換気を行います。
これは、重曹とクエン酸が反応する際に発生するガスがにおいや刺激を引き起こすことがあるためです。
2. 排水口のパーツを外します。
通常、キッチンの排水口にはゴミ受け皿や排水トラップが取り付けられていますので、これらを取り外します。
3. 重曹を1/2カップ〜1カップまきます。
重曹はパイプの中で発泡するため、詰まりを押し出す効果があります。
4. クエン酸大さじ2を2リットルのお湯に溶かし、排水口に向けて流し込みます。
クエン酸も重曹と反応して発泡するため、詰まりを流し出します。
5. 最後に、水で流して掃除完了です。
【シリコン蓋を使用した詰まり解消法】
1. 排水口のごみ受け皿と排水トラップを外します。
2. キッチン用のシリコン蓋を使って排水管の穴をふさぎます。
シリコン蓋は柔らかくて密閉性が高いため、水がたまると排水管の中に強い圧力がかかります。
3. シンクに水をためます。
水が溜まったら、シリコン蓋を外すと一気に水が流れていき、排水管の詰まりを解消します。
4. 注意点として、排水口が完全に詰まっていると、流れない水がたまることがあります。
その場合は、水を少しずつ流してみて、徐々に排水管を解消していくようにしましょう。
どちらの方法も掃除に約10分程度かかりますが、難易度は中程度で実施できると思います。
なお、詰まり解消後も排水口のメンテナンスを忘れずに行い、定期的な清掃を心掛けることが大切です。
洗面台の排水口が詰まってしまったら、ブラシを使った掃除がおすすめです。
以下に、詳しい手順を説明します。
1. 準備するもの
- 排水口用の細いブラシ
2. ブラシを排水口に挿入する
- ブラシを洗面台の排水口にゆっくりと挿入します。
ブラシが排水口にしっかりと入るように、力を入れずに注意して行ってください。
3. ブラシを回転させながら掃除する
- 挿入したブラシを排水管の中でくるくると回し始めます。
ブラシの毛先が排水管内の汚れをからめ取るように、ひたすら回転させましょう。
このとき、力を入れすぎずに、スムーズな回転を心掛けてください。
4. 汚れを引き上げる
- ブラシを排水管内で回し続けることで、髪の毛や汚れがブラシにからまっていくはずです。
汚れがしっかりとブラシに絡んだら、ブラシを引き上げます。
そうすることで、排水口から汚れが除去されるはずです。
5. 排水口の掃除完了
- 汚れを引き上げたら、排水口の掃除は完了です。
ブラシに絡みついた髪の毛や汚れは、捨ててください。
なお、この方法は一般的な排水口の詰まりに効果的です。
しかし、詰まりが深い場合やブラシだけでは取り除けない場合は、専門の業者に依頼することをおすすめします。
また、定期的なメンテナンスを行うことで、排水口の詰まりを防ぐことができます。
浴室の排水口の流れが悪くなった場合は、以下の方法で対処することができます。
1. 排水口とヘアキャッチャーを外す:まず、排水口の上にあるヘアキャッチャーを手で回して外します。
その後、排水口の周囲をクロスやティッシュで拭き取り、清潔な状態にします。
2. 内側の封水筒を外す:排水口から封水筒を取り外します。
封水筒は排水口に付いている円筒状の部分であり、メンテナンスや清掃のためには外さなければなりません。
3. 汚れを取り除く:封水筒やヘアキャッチャーに付いている汚れや、排水口の奥にたまったどろどろしたぬめりをスポンジやブラシでこすり洗いします。
特に洗剤は必要ありませんが、汚れが頑固な場合は、中性洗剤を使用しても構いません。
ただし、漂白剤や強酸性・強アルカリ性の洗剤は使用しないでください。
4. ランニングウォーターで洗い流す:洗い終わったら、流れの良いランニングウォーターで十分に洗い流します。
排水口や封水筒、ヘアキャッチャーについた汚れがすべて流れ出るように、しっかりと洗い流すことが大切です。
5. 再度組み立てる:洗い終わったら、封水筒を元の位置に戻し、ヘアキャッチャーを再度取り付けます。
しっかりと固定されていることを確認し、排水口がスムーズに流れるようになったか確かめてください。
浴室の排水口は毎日使用される場所であり、髪の毛や石鹸のカス、ボディーオイルなどの汚れがたまりやすいため、定期的な清掃が必要です。
特に、髪の長い人やペットを飼っている家庭では、より頻繁な清掃が必要になる場合があります。
排水の流れが悪くなったら、上記の方法で掃除してください。
排水口が完全に詰まってしまった場合は、以下の手順で対処することができます。
1. ラバーカップの準備:大きめのラバーカップ(すっぽん)を用意します。
市販のものやホームセンターで手に入れることができます。
2. 水を排水口に注ぐ:洗面台の排水口に少量の水を注ぎます。
このとき、排水口が完全に詰まっている場合は、水が逆流してあふれる可能性がありますので、注意が必要です。
3. ラバーカップを排水口に装着する:ラバーカップを排水口に密着させ、しっかりと押し当てます。
カップが排水口全体を覆うようにすると効果的です。
4. 気密を作る:ラバーカップを完全に排水口に密着させるために、持ち手を握って上下に動かし、内部の空気を抜いて気密を作ります。
5. カップを引き上げる:ラバーカップをゆっくりと引き上げると、排水口の詰まりを解消するための空気圧が発生します。
水が流れる音が聞こえることがあります。
6. 繰り返す:必要に応じて、手順4と5を繰り返します。
ラバーカップを使って何度か力を加えて詰まりを解消しましょう。
7. 結果確認:詰まりが解消されたかどうかを確認します。
洗面台の水がスムーズに流れるようになった場合は、作業は成功です。
注意点:
- ラバーカップを使う際には、排水口周辺の握り部分が水で濡れないようにするため、厚手のゴム手袋を使用することがおすすめです。
- 上記の手順で詰まりが解消しない場合には、専門業者に相談するか、適切な排水クリーナーを使用して詰まりを解消することが必要です。
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